ユーザーは少しでも高く売りたい、業者は少しでも安く買い取りたいと思っています。このせめぎ合いのなかで知っておくべき3つのポイントを紹介します。
1.自分のバイクの売却相場を知る
原付を売る際に何の準備もなくバイク買取店に依頼をすると、安い金額で買い叩かれる可能性があります。
なぜなら、あなたにとっての売却は買取業者にとっては仕入れだからです。仕入額を低く抑えることは経営の基本ですし、安く仕入れることができない営業マンは会社でやっていけません。街のバイク屋や買取業者が、自分達にに有利なように交渉してくるのは当然のことなのです。
買取業者が有利に交渉を進める際に前提となるのが「ユーザーは売却相場を知らない」ということです。ここで有効な対策は『自分の原付の査定額は妥当なのかか』と疑問にもつこと、そして『自分のバイクの売却相場を知ること』です。
そのために一番簡単な方法は、複数の業者から見積もりを取ることです。
なお、車種や年式によって違いますが買取価格の目安は店頭販売価格のおよそ40%~50%です。
2.売却するための必要書類を揃えておく
買取業者の立場からすれば、買取交渉に長い時間をかけたくありません。業者の担当者の人件費も仕入れコストに含まれているために、買取金額が同じだとしても交渉が長引くほど高く買う事になってしまうからです。
書類さえあれば商品として準備するまでの時間が短くなるため、多少高くても買取を決められるというメリットに繋がります。
書類をキチンと揃えていることをアピールするのは大きな効果があるのです。原付バイクの場合、標識交付証明書、自賠責保険証、身分証明証(運転免許証)が必要となります。
一番簡単に高額査定を引き出せるのは一括査定
バイクの相場や市場価値を知るためには、なにかと時間がかかります。実店舗を一件一件自分で手配していたら何十時間あっても足りませんし、自分と同じタイプのバイクがあるとも限りません。
そこでお勧めしたいのが買取比較サイトの活用です。買取業者を競わせることで、業者は最も高い査定額を早い段階で出してくれます。
複数の見積もりを取って一番高い査定額の業者へ売却すること以上に高い査定額を出す方法はありません。
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